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もっこすのための熊本愛郷新聞

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2013年 02月 28日

鉄血勤皇隊

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今日は、沖縄師範学校の生徒を以て編成された鉄血勤皇隊の慰霊碑「健児の塔」や、「義烈空挺隊慰霊碑」、「第32軍司令部終焉の地」などを巡つて、手を合わせてきました。

義烈空挺隊のことはまた後日書きたいと思ひます。

鉄血勤皇隊は13歳~19歳の兵役の義務のない中学校の生徒達が日本軍と共に戦つた部隊のことです。
鉄血勤皇隊の慰霊碑は沖縄本島の南の端、平和祈念公園の一番奥にあります。米軍に追いつめられた日本軍や、民間人が徹底抗戦し、数多く自決をした場所です。
岸壁に波がぶつかり恐ろしさを感じるほど大きな音を立てゝゐました。周りを深い草木に囲まれて、その隙間からは海が見えるのですが、戦争中には多くの米軍艦がこの海から大砲の雨を降らせました。
そんな場所で、まだ十代の少年達が日本を守るため、覚悟を決めて戦つたのです。その純忠を思つたとき、私は心から手を合わせずにはゐられませんでした。
どんなに覚悟を決めても、少年にとつて初めての戦場は恐ろしかつたに違ひありません。それでも戦つた鉄血勤皇隊の勇気を称へたいと思ひます。

戦争の犠牲者を追悼するだけでなく、私はこの勇気を顕彰しなければならないと思ふのです。
ただ、一方的に敵の犠牲になつたのではありません。
心を奮はせ、小さな身体で大きな敵と戦つて倒れたのです。


戦後日本は、この勇気を「悪」として教育を続けてきましたが、私はこの勇気の百分の一でも持ちたいと思ひます。

by gendousha | 2013-02-28 21:07 | 自衛隊 国防


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