2013年 03月 07日

戦陣訓「生きて虜囚の辱めを受けず」について

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「生きて虜囚の辱めを受けず…」



陸軍大臣、東條英機が書いた「戦陣訓」の中の一文です。

沖縄戦で一般市民の集団自決が起きたのは日本軍の命令があつたからだ!!と主張する左翼側の証拠としてマスコミなどでもよく取り上げられたので、聞いたことがある方もゐると思ひます。

マスコミは、この「戦陣訓」によつて、日本軍兵士は捕虜になることが禁止され、自決しまくつて、さらに市民にまで自決を命令したかのやうに報道しますが、そんなことはあり得ません。

陸軍大臣の書いた戦陣訓といへども、たつた18頁しかない小さな「しおり」が軍の方針になり得る訳がないからです。
その証拠に、1頁目には「本書を戦陣道徳昂揚の資に供すべし」と書かれてゐます。

文中には、
「敵及び、住民を軽侮するを止めよ」
怒を抑へ、不満を制すべし。「怒は敵と思へ」と古人も教へたり。
国際の儀礼亦軽んずべからず。

などの道徳的なことが主に書いてあります。





戦陣訓
本訓
第八 「名を惜しむ」

恥を知るものは強し、常に郷党家門の面目を思ひ、愈々奮励してその期待に答ふべし。生きて虜囚の辱めを受けず、死して罪過の汚名を残すことなかれ。



これが「生きて虜囚の辱めを受けず」が書かれてゐる章の全文です。「生きて虜囚の辱めを受けず」の後に、「死して罪過の汚名を残すことなかれ。」と続きます。

この文は、こういふ解釈をすることができます。
「生き残つて捕虜になつたとしても、囚人のやうな恥づかしい振る舞ひをしてはいけない。死んだときにも、汚名が残る事がないやうに日頃から道徳に背く行ひをしてはいけない。」


「生きて虜囚の辱めを受けず」
たつたこれだけの文章ですが、読み方によつては全く違ふ受け止め方もできるといふ事を知つて欲しいと思ひます。


本当の日本を歴史を知る為には戦前、戦中の本も読むべきです。
戦勝国に占領された後に書かれた歴史書、教科書を読んで戦前、戦中の日本が分かるわけがないのですから…。
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by gendousha | 2013-03-07 16:41 | 自衛隊 国防


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