1 2011年 06月 21日
![]() ![]() 昨日、図書館で「戦時下標語集」といふ見るからに興奮抑え難き書籍に出会つた。 残念ながら、編集・著作は「大空社」といふ名前からして何とも左翼臭い会社で、戦時標語に関する説明文はお約束通りの自虐史観に基づくものであつたが、私にとつて当時のスローガンやポスターに軟弱な現代人の説明文など必要ない。 そのまゝを感じるだけで良いのだ。 それにしても、この本を読むとよく目が冴える。いつもは睡眠導入剤代わりに本を読むことが多いのだが(苦笑)、この本だけは寝る前に開くのは厳禁だ! いや、一日に十項読むのも私には効果が高すぎる。 薬物と同じで、きちんと処方箋をもらわなくてはならないほど戦時標語の乱用は危険だ。笑 私は、これほど国民を鼓舞する言葉が平然と存在してゐたことに感動を覚えると共に現在の日本に少し寂しさを感じる。 それは大海を漂へるコンパスの壊れた船の如く、国民が一つになつて進むべき道を見失つてゐることの裏返しだらう。 戦時ポスターのやうに国民の生活を統制するのが悪いといふならば、現在のやうに国家百年の大計も持たぬ政治家達が自己保身を第一に考えて国がバラヾヽになつてゆくのを肯定せねばなるまい。 ▲
by gendousha
| 2011-06-21 21:52
2011年 06月 16日
菅総理は就任後硫黄島の遺骨発掘に力を入れてゐるが、違和感を覚へる。 場合によつては滑走路を剥がしてまでやらうとしてゐる遺骨発掘は一体誰のための遺骨発掘なのだらうか…。 英霊に対し感謝の気持ちや慰霊したい気持ちが本当にあるのならば一度でも良いから靖国神社の御前で額づけば良いと思ふ。 遺骨収集は当然して欲しいが、党利党略の為の遺骨発掘ならば何とも悲しい。 英霊の多くは「靖国神社で会おう」と約束して若き花を散らされたのだ。 そんな悲しいほにどさヽやかな願ひすら叶へてあげれないどころか、その想ひを踏みにじつてきた政治家達が行ふ遺骨発掘は何ともパフオーマンス臭ひと思ふのは私だけではなからう。 「仏作つて魂入れず」とはまさにかういふ事を言ふのだらう。 こヽで忘れてならないのは日本軍人と米軍人の価値観の違ひだ。 どこまでも墓が並ぶアーリントン国立墓地を見ればわかるやうに、米軍は全ての兵士の遺骨を故郷へ返して慰霊するのが今も昔も変わらぬ基本だ。大東亜戦争の激戦地の一つであつた硫黄島で戦死した米軍人約5000人のうち、ただ一人だけ遺骨が収集できていないといふことで、米政府は4年前にも調査隊を派遣して調査する程徹底してゐるのだ。 しかし、日本軍人にとつて遺骨の帰還は二の次、三の次であつた。ただ、「靖国神社に祀つてもらへる」ことを心の支えに戦つてゐた日本軍人にとつて、現在の日本政府の靖国神社に対する対応は英霊への裏切りに他ならない。 因みに、海外戦没者約240万人のうち115万柱が未だに遠い異国の地で眠つてをられる。 軍艦や飛行機と共に水漬く屍となられた英霊だけでも約30万柱を数えるのだ… その英霊の方々は祖国へ遺骨が戻る事はできなくとも、せめて靖国神社にお参りして欲しいと願つてるに違ひない。 ▲
by gendousha
| 2011-06-16 12:53
2011年 06月 15日
![]() ![]() ![]() 約三年前に街宣車を持つた時は、節約の為に自分でカッティングシートを切つて看板を作つた。 毎日徹夜して看板を作つたので大変だつたのを覚へてゐるが、その時に得た技術がいま役にたつてゐる。(*^-^)b 昨日、遊び半分で原道社の社紋をカッティングシートで作つてみたのだが、額に入れると思つた以上にいかつい感じになつてしまつたm(..)m笑 まるで任侠映画に出てきそうな代紋だ(^o^;) もし、こんなのを作つて欲しい方が居たら有料にて製作しますよ(^o^;)笑 ▲
by gendousha
| 2011-06-15 12:21
2011年 06月 14日
政権公約のデタラメは言ふに及ばず、昨日の発言が翌日には翻り、恥づかしげも無く言ひ訳にもならない言ひ訳をする政治家達の醜態が連日連夜テレビで垂れ流されてゐる。 そんな政治に国民はついていける訳もないし、むしろ低レベルな政治に振り回されないやうにしなければならない。 地方の民族派・日本主義者も、遠く離れた永田町の政治ゴツコに右往左往してもしやうがないと思つてゐる。 私は政治に興味がない。否、田舎の熊本から遠く離れた永田町に期待を持つてもしやうがないと思ふやうになつたから興味が失せてしまつたといふのが本当のところだらう。 大東塾影山塾長の求道語録に「政治は大事だ。しかし政治以前の事がもつと大事だ。」といふのがあるが、私に今出来ることは政治よりまず地元の歴史を掘り起こし、日本とは、維新とは何たるかを求める事だと感じてゐる。 また、明治維新は政治の中央から始まつたのではなく、薩長土肥などの田舎の国学が原動力となつて始まつたのだ。 維新が現実味を帯びてくるのは何十年後になるか知らないが、私は微力ながら地方の歴史を学び維新の一歩に繋げていけたらと思ふ。 ▲
by gendousha
| 2011-06-14 23:09
2011年 06月 10日
![]() 最近はほとんど県外の現場に行つてゐるので、朝は4時起床で夜は8時帰宅といふような毎日で、帰つてからも掃除、洗濯、自炊と…生活にも追はれブログの更新が滞つてをります。 すみません。 そんな毎日ですが、先週の土曜日は仕事を休み北九州で開催された福教組大会糾弾街宣に参加させて頂きました。 やはり街宣車60台以上が集まつた街宣は壮観でした。 実は私はこのやうな大規模な街宣活動に参加するのは初めてでしたので、街宣車運動につひて色々と考へさせられました。 僭越ながら、右翼の街宣車運動の将来につひて考へてみたのですが、率直な感想としてあまり楽観できないといふか、厳しい状況になつてくるのではないかと感じました。 といふのも、先輩達の話を聞くと右翼に対する警察の取り締まりが年々厳しくなつてゐるとの事だつたからです。 自分は昨年街宣車を手放して、ハンドマイクと機関紙を中心にした運動に切り替へたのですが、街宣車を所有していた時は警察から停止街宣の許可が下りず、やむなく市役所から公園の使用許可を取つて演説会を行つてゐました。 (因みに、連合などの左翼には街宣車の停止が認められてゐるのに我々は認められません。警察は馬鹿なのでどこからが公園の敷地内かも知らずに暴力団かと思ふほどの勢ひで街宣車を取り囲んでいちやもんを付けてくる事もありました。私は活動の場を奪はむとしてくる相手には一歩も妥協しないので、もちろん撃退しました。) このやうな状況なので、駅頭などに街宣車を停止させられる東京都と違つて、地方の右翼は街宣車をプロレスの宣伝カーのやうに動き回らせる事が街宣の中心になつてしまゐます。 街宣車が動き回つてゐれば私達が伝へたいことを市民に届けるのは難しくなります。また、停止が禁止されてゐるので低速で街宣車を走らせると結果的に交通渋滞を起こします。そうなれば市民は民族派の街宣車にマイナスイメージを持つでせう。 これこそ、警察の狙ひであると私は思つて居ます。 そして当然の如くマスコミも右翼叩きをやりますし、在特会やネツト右翼と呼ばれる保守的(!?)な考へを持つた人達までマスコミ情報に踊らされ右翼を朝鮮人や悪人扱ひする始末です。 こうなれば、警察は右翼に対してやりたい放題に不当な取り締まりができるやうになるのです。 これがエスカレートすれば、最悪の場合には街宣車といふ右翼陣営の主たる武器がまともに使へなくなる日が来る事も想定されます。 (都道府県によつて取り締まりのばらつきがありますが、いづれは厳しく取り締まつてゐる方が全国の基準になる可能性が高いでせう) そうならない為にも、守るべき活動の範囲を決めそのテリトリーだけは何が何でもでも守る必要があります。 また、街宣車を使用しない運動に切り替へていくのも一つの選択肢でせう。 どちらにしても、敢へて言ふまでもなく警察に対して一回でも妥協すると、それが基準となつてしまふので、妥協できない一線を定めるのは重要だと思ひます。 私は街宣車運動から離れ、今はハンドマイクと、執筆活動だけを守れば良いだけの気楽な身分ですので余計なお世話かも知れませんが、客観的に街宣車の運動の将来が危ういと感じたので思ふまヽに書ひてみました。 経験の少ない私の考へなので間違ひもあると思ひます。 ご指摘頂けたら有り難いです。 ▲
by gendousha
| 2011-06-10 14:09
1 |
アバウト
カレンダー
熊本愛郷新聞のお知らせ
★不定期発行
★一部100円 ★熊本市内に5000部無料配布 ★年間購読料1200円(税・送料込) ★発行所 熊本愛郷新聞 〒860-8399 熊本市中央区本荘2-13-12 gendousha@yahoo.co.jp 090-8399-1984(鈴木田) カテゴリ
以前の記事
2015年 04月 2014年 11月 2014年 05月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 06月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 フォロー中のブログ
外部リンク
検索
その他のジャンル
最新のトラックバック
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||